レバレッジとは?
レバレッジとはテコの原理を用いたもので、少ない証拠金(資金)を元手に沢山の投資額で取引出来る素晴らしいシステムの事です。
このレバレッジの倍率は国内FXでは最大25倍、海外FXでは最大888倍の取引が出来る業者があるなど、各業者ごとに違うためレバレッジを比較して業者選びをする方がいるほど重要視されているものです。
※国内FXでは規制が入り最大10倍に引き下げられる事が決まっています。明確な時期は分かっていませんが、2018年から導入されるでしょう。
レバレッジを使って資金以上の取引が出来るってどういう事?
ちなみにこのレバレッジを使う事で資金以上の取引が可能です。例えばこちらを見てください。
【レバレッジ1倍】 ・10万円の資金を取引する場合取引出来る金額は10万円の資金×レバレッジ1倍=10万円。
【レバレッジ25倍】 ・10万円の資金を取引する場合取引出来る金額は10万円の資金×レバレッジ25倍=250万円。
同じ10万円の資金なのにレバレッジ25倍の方が取引出来る金額が240万円も多いです。これがレバレッジを使って取引をする魅力の1つです。
ハイレバレッジって危険って言われてるけど?
海外FXでは国内FXと比較するとレバレッジが高い業者が多いです。そのためハイレバレッジ(高倍率のレバレッジ)は危ないとか危険だと言われることもあります。
しかしハイレバレッジだからといって危険ではありません。下記で分かりやすいようにレバレッジ10倍と30倍を利用して取引する流れについて説明してみました。
入金4万円。レバレッジ10倍で1ドル=100円の時に1,000ドル購入
まずロスカットとは投資家が損をしないように設定されているサービスの事で、証拠金やレバレッジなのでロカットされるタイミングが違います。
例えば最低証拠金(その通貨を1,000通貨保有するために必要な金額。ここでは4万円と仮定してます。)の30%でロスカットされるとします。
・最低証拠金 4万円 ・ドルレート 100円 ・ロスカット率 30% ・証拠金 10万円 ・保有通貨 10,000ドル
最低証拠金4万円×30%=12,000円でロストカットします。そして口座にはレバレッジを利用して10万円分の資金があるので、88,000円分の取引が出来ます。
つまり1ドル=100円で購入したので、1ドル=88円になった時点でロスカットされます。そして残高12,000円分は口座に残った状態で強制終了です。
入金4万円。レバレッジ30倍で1ドル=100円の時に1,000ドル購入
こちらも同じように計算していきましょう。
・最低証拠金 4万円 ・ドルレート 100円 ・ロスカット率 30% ・証拠金 30万円 ・保有通貨 10,000ドル
最低証拠金4万円×30%=12,000円でロストカットします。そして口座にはレバレッジを利用して30万円分の資金があるので、288,000円分の取引が出来ます。
つまり1ドル=100円で購入したので、1ドル=28.8円になった時点でロスカットされます。そして残高12,000円分は口座に残った状態で強制終了です。
ここまで説明して分かると思いますが、ハイレバレッジだからと言って危険な事はありません。とくに海外FX業者では追証(損益が出た時に追加して請求する)がないですし、ゼロカット制度(口座残高維持用に損益が出ないようにする制度)が導入されているので、損する事はありませんので安心してください。